5歳でスノーボードデビュー!医師夫婦が実践した練習の流れとポイント

日常のハナシ

 こんにちは!外科医パパと内科医ママのブログへようこそ。

 今回は、5歳の長男くんがスノーボードをハーネスなしで滑れるようになるまでの流れを紹介します。スキーやスノーボードは子どものバランス感覚や運動能力を高めるのに最適なスポーツですが、無理なく楽しく続けることが何より大切です。これからお子さんにスノーボードを教えたいと考えている方の参考になれば嬉しいです!

スノーボードを始める前の準備

(0回目):雪遊びとそり遊び

 本格的にスノーボードを始める前に、まずは雪に慣れることが大切です。

 1歳の頃から、スキー場のキッズパークなどで雪遊びやそり遊びをしていました。雪の感触や寒さに慣れ、楽しく遊べる環境を作ることで、スキーやスノーボードを始めるハードルが下がります。

年齢別の練習ステップ

1回目(3歳):スキーを履かせてちょっとだけ滑ってみた

ちょっとだけ滑ってみた3歳

 これはちょうど2年前、長男くんが3歳の時です。3歳の冬、まずはスキーを履かせて、スキー場の一番下のゆるい斜面で10mほど滑る練習をしました。

 外科医パパは、長男くんを担いで坂を登り、滑るタイミングに合わせて走り降りて抱き止めるという方法でサポート。体力的にはなかなか大変でしたが、一緒にボードを楽しく滑れるようになるためにはがまんがまん!まだこの年齢では「滑る感覚を体験する」ことが目的なので、無理せず楽しく遊びながらの練習でした。


 この年はこの1回しかやっておらず、実際に滑ったのもせいぜい10回もいかない程度でした。

2回目(4歳):スノーボード初挑戦

1年経って4歳の冬、初めてスノーボードを履かせてみました。

 前年と同じく、スキー場の下の方で5~10mほど滑らせる練習。まだ自力で坂を登るのは難しいので、外科医パパが抱っこして登り、一緒に走り降りてキャッチするスタイルでした。これまた体力的に大変でしたが、がまんがまん笑

 この段階では、「スノーボードの感覚に慣れること」を目的とし、回数は少なくても楽しい経験を積むことを大事にしました。

3回目(4歳):ハーネスを使ってコントロール

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 この時からは、後ろから引っ張るハーネスを使って練習。

 最初は外科医パパはスキーやスノーボードを履かず、歩きながらハーネスを引くことで安全にサポートしました。ある程度慣れてきたら、一緒に滑ることも考えていきます。

4回目(4歳):ムービングベルトを活用

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この回もハーネスを使っての練習でした。

スキー場にある「ムービングベルト」を利用して登ることで、親の負担を軽減しつつ、子どもも疲れずに練習できます。子ども・初心者向けのムービングベルトがあるスキー場を選ぶのもポイントです。

 この回は、4,5回滑っただけで長男くんが帰りたがった(怪我をしてドクターヘリで運ばれる人を見て怖くなったのかもしれません)ため、無理せず練習を終了しました。子どもの気持ちを尊重することも大切ですね。


 そして、この年のスノーボードはこれでおしまい。結局これだけしか滑ることができませんでした。本当はもっとたくさん行って教えようと思っていたのですが、この頃内科医ママが切迫早産により自宅安静を余儀なくされたため、何度も行くことができませんでした。

 あとは1回ほど長女ちゃん・長男くん・外科医パパでスキー場のキッズパークでそり遊びをしました。長男くんはスノーボードをやりたがっていましたが、外科医パパ1人では2人を別々に面倒見ることができず、そり遊びで我慢してもらいました。

5回目(5歳):ハイクアップで練習

 1年経ち、5歳の冬。初回は短時間の練習でスキー場の下の方で10mほど滑りました。

6回目(5歳):初めてのリフト&ハーネス練習

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 この回で、ついにリフトに挑戦!

 外科医パパが長男くんを担いでリフトに乗せ、降ろす形でサポート。抱えてリフトOKのスキー場を選んだことで、2人ともスノーボードを履かずに乗れたのが助かりました。

 この時に滑っていたスキー場は2人とも板を履かなくてもリフトOKだったので、外科医パパは左手に2人分のボード、右手に長男くん、のスタイルでリフトに乗り、そのままリフトを降りていました。おかげで降りる時に何度もリフトにふくらはぎをぶつけ、ふくらはぎがアザだらけになりました・・・笑

アザだらけ・・・

 この頃には長男くんの自立心も育ち、滑ることを楽しむ姿勢が出てきました。こうなってくると逆にハーネスはちょっと邪魔で、外科医パパと長男くんの息が合わず、「今のはパパのせいで転んだんだよー」とか言われるようになってしまいました。

7回目(5歳):ついに独り立ち!

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 ついにハーネスを外して自由に滑れるように!

 最初は恐る恐る滑っていましたが、次第に慣れ、楽しそうに滑るようになりました。まだまだターンは難しいですが、「自分で滑れる」という達成感がやる気につながっているようです。時々派手に転ぶこともありますが、意外と本人は気にしていません。やはり、「楽しい!」と言うのが一番にきているようですね!

子どものやる気を引き出す工夫

①:とにかく褒める!

 これが一番かな、と思います。とにかく、とにかく褒めました!

 ちょっと滑れただけででも「こんなに滑れたじゃん!すごい!」と褒めました。

 また、特に子どもが一番嫌がる・怖がるのが転ぶことかなぁ、と思っていたので、転んだ時には、「転び方上手だねぇ!上手に転べる人は上手くなる人だよ!」と何度も何度も伝えるようにしていました。

 ゆっくりと滑っていた時から転ぶたびに何度も何度も伝え、転ぶのは当たり前のことなんだよ、と伝えてあげたのが良かったのか、長男くんは転んでもあまり痛がったり、嫌がったりはしないようになりました。

②:おやつでモチベーションアップ!

 どうしても子どもの集中力は長続きしません。これは当たり前です。

 ですので、休憩を挟みながら滑るようにしていました。「あと1回滑ったらチョコ食べちゃおっか」などと言いつつ、ハーネスで引くために長男くんが背負っているリュックの中から小さなチョコを出して食べさせてあげるようにしていました。

 また、滑る前からリュックにチョコが入っていることも伝えていました。

 なお、飴も入れていたのですが、もちろん滑りながらの飴は危ないので、リフトやムービングベルトに乗っている時に舐めさせるようにしていました。

 そして、本当に子どもが辞めたがったら無理せずその日はおしまいにする、と言うのも心がけていました。お菓子で釣っても全然やりたがらないような時に無理強いしてスノーボードそのもの嫌いになってしまっては元も子もありませんからね。

 実際に4回目の時は本人が帰りたがったので無理せず帰ることにしました。

③:動画を編集して見せる

 これは半分外科医パパの自己満足的なところもありますが・・・

 子どもたちの滑っている姿をビデオ撮影して、かっこいい音楽をつけて動画にするようにしています。そして、せっかくなのでYouTubeにアップするようにしています。

 撮影スキル・編集スキルはまだまだ改善の余地はありますが、自分のかっこいいい動画を観ることで子供たちのモチベーションも上がっているようです♪

まとめ

 結果として、実質合計2年間・5回の練習で、ハーネスなしでリフトに乗り、滑れるようになりました!

 ターンはまだできませんが、自力で滑れるだけで親の負担も軽減。

 これからは長女ちゃんのスキーデビューも控えているので、またブログやYouTubeで報告していきます♪

▶️ K.Y.H. snowboards YouTube

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